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第1回リーダーシップ研修

平成23年4月14日、商工会議所5階多目的ホールにて ”第1回リーダーシップ研修~学んでみましょう手紙から、私は知りたいあなたの心~” が開催されました。

今回の事業は3月第二例会に続く研修事業として、全会員を対象に2名の講師による講演を聞き、自分の考えや気持ちを伝える文章を書く能力を身につけることを目的として行われました。

2部構成にて行われ、第1部では書道家、土橋雨邨先生のお話を聞き、活字では伝えづらい気持ちを伝えるために、直筆の手紙を書くことの意味の深さを教えていただきました。丁寧な文字、整った体裁の手紙をかくことで、自分の気持ちを文章だけでなくその全体の印象からも伝えることが出来るということでした。先生のお話が終わり、続いて先生が書かれたJC宣言文と詩人、柴田トヨ作の「ことば」という詩を手本に、出席者が実際に丁寧な文字を書く時間が設けられ、出席者は集中して書いていました。

                                                                                                                                           第2部では教育社会学者の講師による、論理的な説明によって考え方を伝える方法についてのお話でした。先生は現在、東京大学にて教鞭をとられています。学生の論文、レポート等において、しっかりとした論理的な説明が出来ていないことが多々あること、どのようなプロセスをとれば論理的な説明をすることができるのかという問題に関してお話ししていただきました。
先生が作成された「オリジナルのメモ」は学生にレポートの書き方を指導するために先生が考え出したものです。仕事や日常の様々な場面でも自分の考え方を伝える上でも有効なもので、自分の主張を伝えるためにすぐ結論だけを押し付けてしまうのではなく、なぜそうなのか、どんな反論がされるか、さらにその反論をどのようにするかをメモに書き起こすことで、より相手に納得をしてもらう説明ができるようになるとのことです。実際にこの「メモ」を使い、今回は「東日本大震災に際して、企業経営者・山梨県民・日本国民として具体的にどうすべきか」という問題に出席者が取り組みました。その後、この問題について「メモ」を使って導いた出席者それぞれの考えを手書きの文字にて清書し、今回の研修事業のまとめとなりました。なお、清書した文書のなかで優秀なものは後日当ホームページにて掲載予定です。講師の先生二人には今回の研修事業を企画した山の都リーダーシップ委員会の土橋順委員長より感謝の意を伝え、終了となりました。今回の研修事業を通じて、出席した会員一人ひとりが相手に気持ちを伝える能力を高められたのではないでしょうか。

                                                                                             

 

 

 

 

真剣に机に向かいながら、模写や課題に取り組みリーダーシップを高めて会員全員で、スキルアップを目指しました。

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http://2011.kofujc.net/?p=1709

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