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副理事長所信

ふるさと

夕暮れまで荒川で泳ぐ子どもたち。
川辺で陽の光で虹色に輝き、羽を休めるカワセミ。
産卵で川面を真っ赤に染めるほどに群れるオイカワ。
田んぼで割れんばかりの鳴き声で合唱するトノサマガエル。
季節ごとに表情をかえる木々と山々、そして富士山。
真っ白の雲と澄み渡る青空。夜になると流れ星さえ見えた満天の星空。

私が子どものころの実際にあったものです。

私が想う「ふるさと山の都」とは、高層ビルが建ちならぶ都会ではなく、
幼いころの記憶にある、自然豊かな「ふるさと山の都」の姿です。

「ふるさと」でつながる人と人。
「ふるさと」でつなげる時代と時代。
「ふるさと」でつなげる地域と地域。

これまでの歴史で、広く広くつなげてきたものをこれからの未来で更に広く広くつなげていくこと。

2011年、私たち甲府青年会議所は創立60周年を迎えます。

今、私たちの立っている場所はどこですか?
今、私たちはどこに向かっているのですか?

2011年は60年の節目となる年だからこそ、「これまでの歴史」と「これからの未来」について熱く議論し、“今”をしっかりと見定める必要があります。
“今”を生きる青年として、“未来”をつくる青年会議所として、“理想のまち「山の都」”の姿を目指し、ここに住む一人一人の想いと言葉を集め、活動することでそれぞれの思い描く“理想のまち「山の都」”を1点に集め、ひとつのカタチが見えてくるはずです。

そして、それが私たちの「ふるさと」になるのです。

仲間と真剣に議論口論したり、腹を抱えて笑いあったり、いい大人が抱き合って涙を流したり…。
今日も甲府JC のメンバーたちは、汗かき、べそかき、“理想のまち「山の都」”を目指して日々いそしんでいます。

それは今も昔も変わらず、“理想のまち「山の都」”に向かう中で築く(気付く)仲間との「絆(きずな)」は、まっすぐ続く道を共に歩む中で、“輝く未来”が一人一人の心に見えたとき、勇気や希望となって強いおもいをはぐくみ、更に甲府JCの“原動力”となるのです。

それは、そこに私たちの「ふるさと」があるからです。

2011年度社団法人甲府青年会議所
副理事長 小峰安洋

あたりまえ

愛と思いやりにあふれたふるさとを想い描いた時、はじめに思い浮かんだことは「感謝」でした。しかし、一言で感謝と言いましても、感謝とはいったい何でしょうか。
人に何かをしてもらったことに、何かを返す。それは「お礼」というのだそうです。
感謝とは…してもらった事ではなく、それより前のことを知ることで、「感謝」がうまれるのだそうです。
では、その前のこととは、それは、「恩を知る」ということだと教えてもらいました。
そして、この世の中で生きるすべての人は外なく受けている「恩」が4 つあるということも。
1つ目は、「親からの恩」
今現在、親子の関係がどうであっても、親がいなければ、今の自分は存在しないでしょう。
2 つ目は「仲間・友達・人からの恩」
自分を認めてくれる存在。自分の心配なんかもしてくれる存在。私はこれまで、近所の方、友だち、学校の先生、先輩といった方々から計り知れないほどの御恩を受けてきました。
3 つ目は「社会からの恩」
私たちが産まれたときには、生きていくために必要なライフラインは、ほぼ出来あがっていたと言っても良いのではないでしょうか。
そして、それらは、多くの方の、努力、工夫、研究といった苦労の上に成り立っている。
私たちは何もしないで、水道のお水を飲みたい時に、飲めています。
4 つ目は「宇宙・自然からの恩」
息を吸うこと、心臓を動かすこと、大きな病と闘っている人以外、生きるために必要最低限のことは、身体が勝手にやってくれます。そしてなくてはならない酸素は、使いきれないほど、だれにもふんだんに与えられている。
これらすべては、自分の力ではどうすることもできないことばかりです。
しかし、気が付くと「あたりまえ」という言葉で片付けられていないでしょうか。
更に、その「あたりまえ」も、戦争を体験した人から、団塊の世代といわれる人、ゆとり世代といわれる人といった世代間にも大きなギャップがあると感じます。
私たち自身も、JC活動に参加できることは「あたりまえ」ではありません。
先輩方から受け継がせていただいているもの、私たちの活動を支えてくれている多くの方々、そして家族。様々な恩恵のもと活動できていることを今、改めて胸に刻み、感謝の気持ちをもって、
「ひととして最低限の…」を追求し、
大人から子どもまで、愛と思いやりのもと、
明るく豊かで、魅力と活力に満ちた
ふるさとを想い描いていける「郷育の心」を発信して参ります。

2011年社団法人甲府青年会議所
副理事長 小田切仁司

我事観

世界最古の王朝がこの国には存在します。
『世界最古の王朝-天皇』
そして、その存在こそがこの国における精神の基礎であると考えます。
それは、この王朝の象徴である天皇における主な仕事の1つに『日本の安寧を祈る』ことがあり、これが、この国における最古の伝統であると考えるからです。
この国には、世界最古の矜持として、神話の時代から変わらぬ伝統『利他の精神』が風土として根付いているはずです。

甲府JCは戦後復興期に焦土と化した郷土を見た17名の先達が立ち上がり設立されたと伝え聞いております。
時は流れ『JCがある時代』から『JC もある時代』へと移ろいゆく中、『地域とともにある』『ひととひとの繋がり』『時代の先駆者としての挑戦』を意識し郷土に身を捧げた利他の精神は、時代が変わり、ひとが変わっても決して変わらぬ伝統であり心棒として引き継ぐべき矜持だと考えます。

過去~現在~未来へと続く歴史軸と、現代社会という軸が奇跡的に交差する1つの点として、今あるということを自ら認識して、社会の融和と世界の平和を目指し、60年目の第1歩を踏み出すことが我々の使命ではないかと考えます。

2011年は会員の基礎である例会の在り方、地域におけるJC として地域との在り方を学び、涵養を図り創造してまいります。また、現代のスピード社会にフレキシブルに対応する中で、動の基本的な考えとして、人と人とが互いにある事を意識し「きょうかん(共感、強感、鏡観)」「有限」を両輪とした『我事観』を抱き、愛とおもいやり溢れる『未来をつくるひとをつくる』組織を目指してまいります。

2011年度社団法人甲府青年会議所
副理事長 深沢雄平

あるべき姿

戦後の混乱期日本で13 番目の青年会議所として誕生してから、人間で言えば来年で還暦を迎える社団法人甲府青年会議所は、ジュニアの精神を放ち続けているでしょうか。
創立60 周年という節目を迎えるにあたり、今一度、「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを創る」年として活動し、「愛と思いやり」を持った未来の社団法人甲府青年会議所の礎を築いて参ります。また、混沌としている現代社会において、これからの社団法人甲府青年会議所の「あるべき姿」というものを模索し「愛と思いやり」があふれる「山の都」を未来に約束していくことも、来年度の重要なテーマでもあります。

運営グループとしては、財務室は公益法人制度に伴い新制度に適応した財務管理を適正に行うとともに、社団法人甲府青年会議所の活動をより活力のあるものとするためも、外部資金導入への情報を発信していきます。また、我々青年会議所は地域社会において常にリーダーであることが求められています。「三信条」でもある「修練」「奉仕」「友情」を通じて青年会議所活動に「夢」と「希望」を持ち、自分自身にとっての「価値」として、常に自らを高められる事業展開をしていきます。
総務室は、組織全体が円滑に運営をおこなえているのか、また会員が活動しやすい環境でいるのかを常に把握し、縁の下の力持ちとして一年間活動していきます。また、60 周年を迎えるにあたりあらためて「おもてなし」の心を会員へ発信し育んでいきます。

会員の減少に伴い、組織の規律が疎かになりがちな今、社団法人甲府青年会議所の「あるべき姿」を今一度見つめ直し、守るべきものはしっかりと守り、変えるところは新しくすることにより、先輩諸兄から引継いだこの伝統ある社団法人甲府青年会議所が魅力と活力のある組織になっていくものだと考えます。
私たち青年会議所の目的である明るい豊かな社会を築くため、2011 年度のスローガンである「温故創新」“未来”をつくる“ひと”をつくる。のもと、専務理事として、理事長及び副理事長の補佐に務めるとともに、LOMの円活な運営と支援を心掛け組織をまとめて参ります。

2011 年度社団法人甲府青年会議所
専務理事 反田成樹

SMILE

荒廃する国土を目の当たりにして“新日本の再建”を誓い、私たちの先輩たちが青年の英知と勇気と情熱を結集させ、明るい豊かな社会を築きあげるため、活動を開始してから60 年の年月がたちました。
その間、日本は高度経済成長を遂げましたが、バブル崩壊後は急激に元気を失い、自信を喪失してしまいました。
「JC がある」時代は終わり、「JC もある」現在にあって、60 周年を迎えるいまこそ、創始の精神を思い返し、自らが率先して牽引できる“人財”にならねばなりません。会員一人一人が自らを律し、他に対し手本となれるよう常に自らを高めていくことが、地域のため、組織のため、さらには所属企業の発展へとつながると考えます。
「愛とおもいやり」あふれる「山の都」を創りあげるためには、私たち会員が、計画書に追われ、また、会議などで疲弊することはあってはいけません。会員一人一人が活き活きと光輝いていなければいけません。そのためには、役職に対する職責、会議の目的を明確にし、スムースな運営を行っていく必要があります。諸会議を通じた組織力向上と効率的かつ効果的な会務運営を行うことにより、各会議・委員会が目的に沿った事業を円滑に運営できるよう支援を行います。そのことが、自己の意識を成長させることとなり、組織自体が成長しつづけることにつながっていくことと信じるからです。

おもいやりの心、感謝の心を忘れず、
いつも楽しく元気に
~SMILE~

「山の都」のために
未来の子供たちのために
家族のために
青年会議所のために

愛する貴方の笑顔をみたいから..。

2011 年度社団法人甲府青年会議所
会務担当常任理事 青柳文人

短縮 URL

http://2011.kofujc.net/?p=150

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